Sergey Brin as Blogger！

Googleのセルゲイ・ブリン氏が、ブログを始めたという記事がありました。


「グーグルのS・ブリン氏、ブログを開始--パーキンソン病について告白」2008.9.19 @CNET

　Googleの共同創業者Sergey Brin氏が米国時間9月18日に個人ブログを開始し、そこで驚きのニュースが伝えられた。Brin氏には遺伝子の突然変異があり、パーキンソン病にかかる確率が平均よりかなり高いというのだ。

→「too」

「セルゲイ・ブリン - Wikipedia」
「Sergey Brin - Wikipedia, the free encyclopedia」

【関連記事】
「Google創設者、ブリン氏がブロガーになる」2008.9.19 @ITmedia
「サーゲイ・ブリンが個人ブログ開設。自身のパーキンソン病リスクを語る」2008.9.19 @TechCrunch Japanese
「グーグル創業者ブリン氏、「パーキンソン病のリスク高い」 ブログで告白」2008.9.19 @AFPBB News
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9月18日から開始されたとのことですが、まだ記事は2つで、最初のエントリは以下のようなちょっとした挨拶となってます。（短いので全文の引用となってしまいますが…）

→「about-this-blog」2008.9.18 @too

Welcome to my personal blog. While Google is a play on googol, too is a play on the much smaller number - two. It also means "in addition", as this blog reflects my life outside of work.

タイトルは、「too」となっており、Googleがgoogol(10の100乗）という大きな数字をもじったものなのに対して、twoというずっと小さな数字をもじったものとのこと。
URLも、[http://too.blogspot.com/]　と、3文字のシンプルなホスト名となっていますが、このあたりはBloggerオーナーの特権でしょうか（笑）

ちなみに、ちょこっと確認してみたところ、
tooooooooooo
まで使用されておりました。


で、各記事では、ブリン氏がブログを始めたということよりも、最初のエントリの直後にポストされた2つ目のエントリの内容に反響が大きいようです。

→「LRRK2」2008.9.18 @too

大企業の経営者が、自身の健康にかかわりうる告白をブログで突然行うというのも異例のことのような気がするのですが、現段階で症例が認められるとかそういったものではなくて、そういう傾向が他のひとよりも高いということにすぎないようです。

で、このブログのエントリはこれだけ反響があるなかで、なにげに遺伝子の解析を行う「23andMe」というサービスの宣伝的な要素もあるのではないかと思います。

→「グーグル、バイオ技術企業23andMeに390万ドル出資」2007.5.23 @CNET

昨年、この会社にGoogleが多額の投資をしていることも、さることながら…

→「23andMe - About Us: Board of Directors」

この企業の経営陣には、Anne Wojcicki氏の名前が…そう昨年5月にブリン氏と結婚された話題のひとです。

→「Sergey Brin and Anne Wojcicki」

→「Google、Sergeyの新妻のバイオ関連会社の株式を買う」2007.5.23 @TechCrunch Japanese

→「23andme、DNA解析サービスを開始―邪悪か？　未来の生活か？」2007.11.19 @TechCrunch Japanese

この遺伝子スクリーニングでは999ドルと日本円にしておよそ10万円の費用がかかるそうですが、どれくらいニーズがあるんでしょうね。
コンシューマ向けのサービスとして、Google流のオープン化といった方向はないんですかね（笑）