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ITmediaにIT戦士による「Creative Commons」に関するごきげんな記事があがっています。「おもしろさは誰のものか:「コピーされ、2次創作されてこそ売れる時代」――伊藤穣一氏に聞く著作権のこれから (1/2)」2008.4.15 @ITmedia 「おもしろさは誰のものか:「コピーされ、2次創作されてこそ売れる時代」――伊藤穣一氏に聞く著作権のこれから (2/2)」2008.4.15 @ITmedia 「誰にもコピーされなければ、作品は広がらない」――CCのCEOに就任した伊藤穣一さんは、コンテンツビジネスが変革期にあると語る。 「新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは (1/3)」2008.4.15 @ITmedia 「新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは (2/3)」2008.4.15 @ITmedia 「新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは (3/3)」2008.4.15 @ITmedia レッシグ氏の後を引き継ぎ、伊藤穣一さんがCCのCEOに就任した。CCとは何か、CCを使うメリットは、CEOの役割は――伊藤さんに聞いた。 【関連記事】 「伊藤穣一氏がCreative CommonsのCEOに」2008.4.2 @ITmedia 「伊藤穰一氏、クリエイティブ・コモンズのCEOに就任--レッシグ氏は政治活動に専念」2008.4.2 @CNET 「伊藤穰一氏がクリエイティブ・コモンズのトップに」2008.4.2 @TechCrunch Japanese 「伊藤穣一氏がクリエイティブコモンズ理事に」2003.6.21 @Lessig Blog (JP) - CNET Japan : 4月あたまの、Joiこと伊藤穰一氏のクリエイティブコモンズのCEOの就任については、ご自身のブログでもエントリがありました。 →「Creative Commonsが新体制と新たな資金調達を発表」2008.4.3 @Joi Ito's Web - JP 以前にも、伊藤穣一さんのインタビューについては、このブログでも触れております。 「チミンモラスイ? : Joi to the world ♪」2006.12.7 今回のITmediaでのユカタンこと岡田有花さんによるインタビューも必見です。 クリエイティブ・コモンズについては、ちょうどCGM関連のサービスに関連して、ちょっと自分なりに整理しようと思っていたところで、この記事からインスパイアされることもかなりありそうです。 コモンズとは「入会地」(いりあいち)のことで、地域での管理下のもとにある「共有地のようなもので、不動産の用語としてもでてくるようです。 →「入会権 - Wikipedia」 クリエイティブ・コモンズとは、その「入会地」のような運営・管理の思想を、創作物(クリエイティブ)に適用したライセンス管理のしくみと、僕は理解しています。 →「Creative Commons Japan」 →「クリエイティブ・コモンズ - Wikipedia」 →「クリエイティブコモンズ」2007.2.1 @Web担当者Forum コアとなるライセンスとしては、「商用利用OKか」「改変OKか」「そのコンテンツを使った作品も、同じライセンスで公開することを義務付けるか」という3つの条件を組み合わせた6つのパターンからなります。 * 表示 →「Creative Commons Japan - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン - apply」 ただ、ここをベースとしたところに、各種の運用での事情にあわせて拡張されたものが存在していたりして、ちょっと複雑な印象を与えてしまっているかもしれません。 著作権 (copyright) に対する考え方で、コピーレフト (copyleft) というのがありますが、これは、"著作権を保持したまま、二次的著作物も含めて、すべての者が著作物の利用・再配布・改変できなければならない"という考え方で、思想の根っこにあるところでは一部、クリエイティブ・コモンズと通じる部分もありますが、運用面などの自由度がことなっております。 →「コピーレフト - Wikipedia」 クリエイティブ・コモンズについて、まだまだ普及途上だとはおもいますが、今後のCGMサービスの普及においても重要な役割を担うものとなりそうです。 検索エンジンでも、検索オプションにてクリエイティブコモンズでの検索が可能となっております。 →「米Yahoo!、“クリエイティブコモンズ”コンテンツ検索のベータ版を発表」2005.3.25 @INTERNET Watch →「米Google、米Yahoo!に続きクリエイティブコモンズライセンスの検索機能」2005.11.7 @INTERNET Watch #Yahoo!は現在も、日本版では未対応。Googleは日本版でも対応しています。 #Yahoo!Japanでは、動画投稿のサービスでCCに対応しています。 →「ヤフーも投稿動画サイト クリエイティブ・コモンズに対応」2007.4.12 @ITmedia 画像検索のサービスでも、CCライセンスによる検索条件を設定したものもでてきております。 →「Feelimage(フィールイメージ)> 検索オプション」 画像や動画のストレージサービスでも、クリエイティブコモンズへの対応がされております。 →「クリエイティブ・コモンズの設定されている写真・動画 - 写真共有サイト「フォト蔵」」 →「Flickr: Creative Commons」 →「動画リスト-CCライセンス別ビデオ一覧 | @nifty ビデオ共有」 →「eyevio help」 で、ITmediaのインタビュー記事に話をもどしますが... 「今後は、コンテンツのデータは、CCのようなルールに則った上で、できるだけネットに開放し、2次創作を奨励した方が収益にもつながる」と伊藤さんは指摘。DRMで守ったデータを販売するといった従来のモデルが、変化していくとみている。 ここは、ユーザーサイドからみた場合には、実感できるところだと思いますし、コンテンツの権利者についても伊藤氏が指摘するようにそこを意識した動きというのがあってもおかしくないと思われます。 WEB2.0という言葉は、すでに陳腐化してしまった感もありますが、情報流通(コンテンツのトラフィック)としてユーザーの介在というのをどうデザインするかというのがここでも重要な要素となっておりました。 本来情報を伝播するためのコストというのがユーザが負担をしているわけですが、そこでのユーザーの負担を軽減することが、トラフィックの促進につながることになります。 コンテンツの流通には、共通のコンテナ(container)のようなものがシステム的には有効と考えておりますが、こういった著作権まわりの整備というのが、潤滑材のような役割をはたすことにもなりそうです。 個人的に、CGMの中でコピペ(コピーアンドペースト)が果たしている役割というのが大きいと思っていて、そこの延長としても、CCのようなライセンスが普及することで、より健全なコンテンツの自己成長というも期待できそうです。 さらに、以前にも書きましたが、今後モバイルでのCGMというところに注目しているのですが、ITmediaのインタビューで伊藤穣一さんが以下のようなことを発言されております。 許諾を取るのが面倒だから、と著作権法違反してしまうケースは多いだろうから、コンテンツに自動でライセンスが入ったほうがいい。 実際には、本来的な著作権というところとは別に、被写体にパブリシティ権が存在したりとか、ハード側だけで解決することではありませんが、投稿される、写真等の映像が広く共有できるようなしくみにつながりそうです。 この著作権まわりの話というのは、結局利権に関係してくるところが大きく、そういった意味で、いまのところ、お金まわりの臭いがあまりしてこないクリエイティブ・コモンズの役割というか責任というところへの期待が高まります。
by p-article
| 2008-04-16 20:15
| コミュニティ
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