ブログ専科？ livedoor もリニューアル！

livedoorのトップページがリニューアルしました！


「ライブドアがリニューアル、“ブログのためのポータル”へ方向転換」2008.4.7 @CNET

　大手ポータル各社がこの春一斉にリニューアルを進めるなか、ライブドアが大きな方向転換に打って出た。4月7日に実施したポータルサイト「livedoor」の全面リニューアルで、これまでポータルを構成するサービス群の一つに過ぎなかったブログサービス「livedoor Blog」を中心に据え、“ブログのためのポータル”へと生まれ変わった。

　リニューアルのテーマは、情報源としてのブログの地位向上。そのための強化ポイントとして、「ブログユーザーの利便性の向上」「情報源としてのブログ記事の紹介強化」「書き手としての自己表現の促進」を図る。

→「livedoor」
→「株式会社ライブドア - プレスルーム」

【関連記事】
「新「livedoor」トップ、外部ブログにも直リン　「一般人のブログを盛り上げたい」」2008.4.7 @ITmedia
「livedoorのトップページがリニューアル、ブログを中心とした構成に」2008.4.7 @INTERNET Watch
「livedoor、トップページをリニューアル」2008.4.7 @japan.internet.com
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←リニューアル後の新トップページ


下左が2006年7月のリニューアル前。
下右が2006年7月のリニューアル後。




新トップページ全景。

ブロガーのためのブロガーによる、ブログ先導型にデザインテーマを変更

ブログだけのニュース紹介欄を設置

3列構造に変更、センターはブログランキングなどブログ情報で構成

検索窓が上下2ヶ所に設置されていますね。



ポータルサイトでは一般的に、自サイトのメディアとしての価値を高めるために、基本的に内部のコンテンツへのリンクによる滞留を狙って、広告以外の外部サイトのリンクをポータルの設計としてはデザインしないのが一般的ですが、今回のライブドアのリニューアルでは、「ブログニュース」のコーナーに外部サイトのブログへのリンクも行うようです。

＃昨年、Yahoo!で外部サイトのリンクの対応というアプローチも話題になりました。

→「米ヤフー、外部サイトにリンクを貼ったメインページを公開」2007.10.26 @CNET


ニュース記事にもありますが、「情報源としてのブログの地位向上」を目指したリニューアルとなっているそうですが、

「ブログユーザーの利便性の向上」
「情報源としてのブログ記事の紹介強化」
「書き手としての自己表現の促進」

を図っているとのこと。

■ 新トップページの9つのポイント
（1） 旬なブロガー
（2） ブログニュース
（3） ブログランキング
（4） ブログキーワード
（5） 「ブログを書く」ボタンをページ上部に配置
（6） 写真ニュース
（7） 世論調査
（8） 時事4コマ
（9） パーソナルエリア

9つのうち、5つがブログに関連したものとなっていますねｗ

livedoor Blogのユーザーは約245万人（2008年3月末現在）だそうですが、国内最大級のブログポータルというその強みを生かしたリニューアルとなっているようです。

"ブログ融合型トップページ"

を目指しているとのこと。

プレスリリースより...

　ライブドアは今回の全面リニューアルを機に、国内トップブログサイトという特長に最大限フォーカスすることで、他ポータルとの大きな差別化に挑戦します。これにより国内CGMでドミナントな位置を占め、日本初のライブコンテンツの発信を図る所存です。

なんとなく、nowa にフォーカスされていないのが、ちょっと気になるのが、やっぱりメディアとしての特性を出しにくいのかな？

2006年7月のリニューアルも、CGMを意識したものとなっておりましたが、思想的にここの延長にあるようです。

→「チミンモラスイ？ : livedoor for CGM」2006.7.3

「「ヤフーに追いつけ」は“卒業”――ライブドアポータルがリニューアル (1/2)」2006.7.3 @ITmedia
「「ヤフーに追いつけ」は“卒業”――ライブドアポータルがリニューアル (2/2)」2006.7.3 @ITmedia

ポータルのトップページのリニューアルといえば、3月末にgooがリニューアルを行ったばかりですが...

→「チミンモラスイ？ : goo goes gooood！？」2008.4.7

4月14日には、MSNのトップページもリニューアルが予告されております。

＃新しいページもお試しとしてベータ版が公開されております。

「大手ポータル各社が新春リニューアルラッシュ--グーグル、MSN、gooなど」2008.3.31 @CNET

MSNもgooと同様に、3カラムを標準としながらも、環境にあわせて2カラムのデザインが選べるようになっておりますが、Yahoo!、goo、Livedoor、MSNと全て3カラムの構成となりました。

exciteもトップがリニューアル...

→「エキサイトの山村社長が退任　後任は伊藤忠の野田氏」2008.4.2 @ITmedia

これは違うかｗ


各ポータルサイトのトップページのデザインについて、2006年10月時点のキャプチャーをまとめています。

→「チミンモラスイ？ : goo goes good！？」2006.10.2

この時点では、MSN、excite、@nifty、OCNが3カラムとなっていますね。

できるだけ、ポータルサイトのリニューアルの際は、トップページをキャプチャーしているのですが、定点観測的にこうやってまとめておくとよさそう。今回の各社のリニューアルがひと段落したら、まとめておこうかしら...
（でも、これってけっこう時間かかるんだよなー）

このポータルでの情報設計というのは、収益にも影響する大事な部分となりますが、一方で "パーソナライズドホームページ"（スタートページ）としての、ユーザによるカスタマイズ・デザインという流れもあって、こちらの動向にも要注目です。