"黒いGoogle" と "緑のgoo"

黒いGoogleについては以前、

→「暗黒卿御用達検索サイト？ "Blackle"」2007.4.10

というエントリでも触れておりましたが…

「幻の“黒いグーグル” (BusinessWeek)」2007.8.29 @NBonline

“黒バージョン”の存在を知ったグーグルは、自社の白い背景色の自己弁護を始めた。グーグルの環境対策責任者ビル・ウェイル氏は8月9日のブログで、黒の背景色を採用しても、米国で最も普及しているフラットパネルモニターでは省電力にならないと書いた。電子工学を専攻するオーストラリアの大学院生が行ったテストを引用。27種類の異なるモニターを使用してブラックルとグーグルの消費電力を比較したものだ。

消費電力への影響の検証の結果、Googleとして黒バージョンへの取り組みはないという見解がでているそうです。
ノートPCなど液晶が主流だということを考えても、確かに効果はなさそうですが...
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黒いGoogleに対抗しているわけではありませんが、緑のgooというのが登場しています。

「NTT レゾナント、収益の一部を環境保護団体へ寄付する「緑の goo」を開始」2007.8.22 @Japan.internet.com

緑の goo は、ユーザーが緑の goo の Web 検索機能「goo 検索“Green Label”」を利用することで、得られた収益の一部を環境問題に取り組む環境保護団体に寄付する。ユーザーは Web 検索という身近な行動を通じて、いつでも環境保護活動に貢献することができる。

goo 検索“Green Label”による検索回数は、「goo の木」というシンボルの本数が増えることで、環境保護貢献度を視覚的に確認可能。goo の木の本数表示は毎時更新される。

→「goo検索（Green Label） - 緑のgoo」
→「プレスリリース」



時流としてのCSRの一環だと思いますが、こういった試みはユーザーとしても応援したいところです。
ブログパーツを貼ることでブログとしても参加できるのも興味深いところです。

「NEC ecotonoha [ エコトノハ ]」
とコンセプトとしては近いと思いますが、gooの場合、検索という行為のなかにデザインをしているのがとても面白いと思います。
ただし、gooでは、直接植樹をおこなうものではないようです。

「エコトノハ」はモバイルにも対応しているのですが、この「緑のgoo」はどうなんだろう？


そういえば、緑のGoogleというのもなにげにあったりします。

→「mash-up by Google」2006.6.1
→[Summer of Green]

緑というカラーは「環境」を想起するものとして活用されていますね。