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セカンドライフの表と裏
先週、セカンドライフに関する興味深い記事がいくつか出ておりました。

Second Lifeに“電通島” 「バーチャル東京」オープン」2007.8.23 @ITmedia
 電通は8月23日、米Linden Labが運営する3D仮想世界「Second Life」上に、東京の文化を発信する地域「バーチャル東京」を構築したと発表した。まずは「世界陸上大阪大会」と連動し、アバターで競技を楽しめるスタジアムを24日に公開。9月下旬には人気CG「スキージャンプ・ペア」と同様なジャンプが楽しめるジャンプ台を公開する予定だ。

 ゲームやイベントで集客しつつ、同社が確保した計 16のSIM(島)を企業に誘致し、オブジェクトの構築やSIM運営を請け負って収益化する計画。すでに金融機関などの参入が決まっており、今後1年で30社程度の利用を目指す。

 仮想社会の経済活動も研究する予定で、9月下旬に開設予定の慶応義塾大学仮想キャンパスで研究を行うほか、電通国際情報サービスが、フランチャイズシステムやポイントプログラムなどを検証していく。

→ニュースリリース(PDF)
 http://www.dentsu.co.jp/news/release/2007/pdf/2007056-0830.pdf ※

【関連記事】
電通のSecond Lifeプロジェクト、「バーチャル東京」24日開始」2007.8.23 @INTERNET Watch
「Second Lifeがゲームを吸収する」、水口哲也氏」2007.8.24 @INTERNET Watch

かなり大掛かりな取り組みで、電通の本気度が伺えます。

「リンクお断り」?」2006.6.18
「サイトの管理・運営者が不明、またはハンドルネーム等により運営されているサイト、あるいは代理運営されているサイトなどからのリンク」
に該当するため、このサイトからは、電通さまよりリンクを禁止されているので、ハイパーリンクを自粛させていただきURLのみ記載させていただきます。

:



16のSIMを調達して、東京の文化を発信する地域「バーチャル東京」を構築とのこと。
ちなみに、Linden Lab社が提供する初期費用としては、1675USドル(≒約20万円)と月額費用295USドル(≒約3万5000円)がかかる勘定となります。

東京という実在の街をフィーチャーしてメタバースの世界で展開するというところでは、セカンドライフのプラットフォームではありませんが、
SBI Cyber MEGACITY」や「meet-me
にも通ずるところがありそうです。

セカンドライフ内には、日本の実在の都市を再現する動きもいくつか出てきています。
セカンドライフに吉祥寺が出現-リアルとバーチャルの融合を目指す」2007.7.9 @吉祥寺経済新聞
「古本市場」のテイツー、セカンドライフに実寸大の秋葉原を再現」2007.7.27 @アキバ経済新聞
仮想空間セカンドライフ "名古屋の街"登場で地元企業に商機」2007.8.14 @セカンドコール トップニュース



今回の、「バーチャル東京」のプロジェクトでは、「世界陸上大阪大会」と連動するというところも興味深いところです。

仮想競技である「スキージャンプペア」の登場というのも、メタバースならではですがプレイできるのは9月中旬からとのことです。

スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~
/ エイベックス・トラックス
ISBN : B000DZ96ES
スコア選択: ※※※※※


もともと自由に空を飛べるセカンドライフでのジャンプ競技というのはどういったものになるんでしょうか?

メディア産業の最大手企業の参入で、注目が加速されているわけですが…

→「「爆発するソーシャルメディア」セミナーで、電通と博報堂がセカンドライフに言及」2007.7.11 @MarkeZine
→「 「バーチャル東京」-電通のセカンドライフ戦略」2007.7.12 @爆発するソーシャルメディア

こんな調査報告があがっておりました。
→「Second Lifeに参入の日本企業は85社、シード・プランニング調査」2007.8.21 @INTERNET Watch
 調査では、7月20日までに発表されているSecond Lifeで活動する日本の企業・団体は85社(団体)あり、そのうちインターネットサービス業が26%、広告業が16%を占めており、この2業界が Second Lifeに率先して携わっているとしている。その他の業種は、サービス業が12%、通信業が6%、公的機関などが6%、製造業が6%など。



で、そんな中、ITmediaに「バーチャル東京」の記事と同じ日に、
"都内の広告関連企業で、企業のSecond Life活用に関わってきた2人に、匿名で舞台裏を明かしてもらった。"
として、セカンドライフの舞台裏に迫る記事が掲載されております。
業界人が告白:Second Life「企業が続々参入」の舞台裏 (1/3)」2007.8.23 @ITmedia
「あの大企業もSecond Lifeに仮想店舗」――そんなニュースがたびたび報じられるが、企業SIMにはほとんど人が来ない。それでも参入が相次ぐ背景には、Web広告業界特有の事情があるようだ。

経済紙の報道、企業幹部を動かす
人はいなくてもSecond Lifeを使いたい

業界人が告白:Second Life「企業が続々参入」の舞台裏 (2/3)」2007.8.23 @ITmedia
Web広告は「新しいもの」が熱望されている
“3D広告の実験場”も

業界人が告白:Second Life「企業が続々参入」の舞台裏 (3/3)」2007.8.23 @ITmedia
Second Lifeへの企業参入、来年3月までは続く


このセカンドライフでの大手広告代理店が手がける「バーチャル東京」と「舞台裏」の記事が、ふたつともご存知IT戦士の署名記事であるのも興味深いところです。
まさに、セカンドライフの表舞台と裏舞台という感じです。


たまたま、この週に開催された研究会にて某大手シンクタンクの研究員の方がセカンドライフについて話をされていたのですが、そのときちょっと気になったのが、「セカンドライフでは現状人が集まるところに人が集まっている状態」だということ。
もちろんミクロにはいろいろなことがおきていると思うのですが、マクロにはそんな感じなのかなと。
で、ふと思ったのが、インターネット(というよりウェブといった方がいいかな?)とのカルチャーの違いがここにありそうだなということ。
ウェブの世界では、初期段階に企業がHPを開設して、そこに人が集まってきて、その後にコミュニティの展開という歴史的な背景があるわけですが(ここでは1993年の商業利用解禁以降での話しとして)、要はプラットフォームとしての進化なわけですが、このセカンドライフではコミュニティありき(つまりヒトがコンテンツ)なわけです。そうなると、企業の参入というところについてはちょっと考えなくてはいけない課題がありそうだなという気がしたり…
あまり、深く考えているわけではありませんが(笑)なんとなく感じたこと。


メタバースについては、これまでのネットとの違いについては、同期性によるインタラクティビティ、オーディエンスの可視化による場の共有といったところがあるかと思いますが、これらのメリット・デメリットをどう活用していくかというところに興味があります。


「バーチャル東京」についてですが、下記のサイトにイロイロと詳細のレポートがあがっておりました。
→「電通の「バーチャル東京」速報」2007.8.23 @こちらセカンドライフ特派員
→「バーチャル東京はこのままでは開店休業のリスク!」2007.8.23 @こちらセカンドライフ特派員
→「電通「600万円より安く参入することも可能です」」2007.8.23 @こちらセカンドライフ特派員
→「電通の参入に思う(記事、その2です)」2007.8.24 @こちらセカンドライフ特派員

by p-article | 2007-08-27 00:44 | コミュニティ
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