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twitter考シリーズとして前回の「その5 (クローンの逆襲編)」では、クローンサービスの運営者の話を聞いたわけですが、そのあたりの感想と、Twitterとは何なのか?というところについて触れてみたいと思います。
【twitter考シリーズ・エントリ】 「twitter考 - その0 (おさらい編)」2007.6.27 : で、ちょっと話がそれますが、Twitter周辺の話題としてネット外のメディアでの取扱いとして、僕が気がついたところをピックアップしてみます。 6月12日 こういったネット関連のサービスに対して、新聞や雑誌などでとりあげらるタイミングが早くなってきたように感じます。 もしかしたら、市場自体の成長スピードの加速にともなって、シュリンクも早いという可能性もありますが…(市場規模のスケールの規定にも関与するかもです。) そんななか、いよいよ、女性誌にもtwitterの記事が! →「 「いま何してる?」と友人同士で報告しあう、話題のウェブサービス「Twitter」。」Digital | anan 先日のTwitterクローンサービスの運営者が集まった「gungi」では、各社共通して、女性のアクティビティが高いという話が出ていましたが、コミュニケーションを主体としたサービスの特徴といえるかもしれません。 これまで、"ブロガーを中心に普及"とか、ちょっとギークなところでの話題のような面もあったわけですが、新しいユーザー層の開拓というところが、クローンサービスのポイントなのかもです。 サービスの普及の中で、Twitterというものをどういうものとして説明するかというところで、現在「ミニブログ」と定義されることが多いわけですが… →「Twitterは"ミニブログ"なの?」2007.6.5 というエントリでも触れたとおり、僕としては Twitter="mini blog" というのは、まだ違和感を感じています。 現状では、各種クローンサービスは、Twitterをオリジナルとしたクローンという表現をするか、Twitterライク("ツイッターみたいなやつ"とかw)という言い方をしているわけですが、ブログやSNSのようになんらかの定義が求められてくることになるかと思います。 これまでの、一連の「twitter考シリーズ」で書いているように、既存のコミュニティツールとの類似点と特異点があると考えていますが、ブログの延長としてとらえない方がいいのではないでしょうか? やはりブログというのが、CMSとしての性格を強く持っているように感じてしまうからかもしれません。 もちろんCGMという観点では、掲示板やSNSもCMSととらえることができますが、ブログがコンテンツをつくることが目的のツールであるのに対して、結果としてコンテンツができるという「場」としての性格があるのかもしれません。 (そういった意味では、Twitterは、コンテンツをつくることを目的としてユーザーが書き込みをしているのではない?) ブログという定義に依存せずに、なんらかの再定義が必要と考えているわけです。 これまで、いろいろな方と話したり、ネットで書かれていた表現として「ミニブログ」の他にも "マイクロブログ"、"リアルタイムSNS"、"ソーシャル手帳"、"Social Message"、"dialog network"、"livelog"、"メモログ"、"ソーシャル・ネットワーキング・ボード" といったような定義がでてきています。 先日のgungiで、ちょっとだけ時間を頂いて「開会宣言」の中で、僕からの提案をさせていただきました。 「まめに書く」「豆サイズ」というところから 「マメログ」というのはどうでしょうか? (なにげに、マイ メセージとかマイ メモとかの意味もこめて) 僕的には、"ミニブログ"よりもしっくりきているのですが… (突然の提案ということもあって会場ではちょっと、ひき気味でした(笑)) とりあえず、Timelog(nanoty)の社長さんには気にいってもらったようです(笑) ぜひ、コピーとして採用していただきたいところですw gungiの中で、各社に共通してできてた声としては、サービスのシンプルさを大事にするというような話がありましたが、今後のクローンサービスの展開としては、いかにサービスを肥大させずに、機能を追加していくというところがポイントなりそうです。 再定義の話にも関連しますが、新しいコミュニティツールとしてのカテゴリへの成長が期待されるところです。 実は、この「twitter考シリーズ」は、今回のgungiの準備のためにいろいろ考えていたことをまとめていたのですが、 「twitterとは、マメログ」 と、書きたかっただけだったりします(笑) とりあえず、ここで一端このシリーズは終了とするつもりですが、Twitter関連の話題については、今後もなにかあれば書くことになると思います。 これからどういうサービスに発展していくかというところも、一連の思考のなかで出てきているので、そのあたりはまた別途…
by p-article
| 2007-07-12 01:29
| コミュニティ
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