モバゲータウン誕生秘話？

つい先日（2007年5月10日）、会員数が500万人を突破というニュースがあったモバゲータウンですが…
→「モバゲー 500万ユーザーに突入！」2007.5.23


DeNAの南場社長のブログに、興味深いエントリがありました。

「野菜のような神がDeNAに降臨した日」2007.5.29 @DNA of DeNA

クイズ：２億ＰＶ突破のその日までのモバゲーのシステム

総投資額はいくらでしょうか？（ソフト＆ハードすべて）


答え：１億円弱。


２～３月でさすがに2億円ほど追加したが、いずれにしても

驚異的にお安い。

ビッダーズ時代から蓄積された負荷分散のノウハウも
あるが、K崎先生のひらめきと腕によるところが大きい。

なるほど、これはお安い！
（のかどうか、ここでのソフトとハードの投資というのがどの範囲をさしているのかよくわからないので、判断できないのですがｗ）
というのは、おいておいて…

「モバゲータウン」は、たった1人のエンジニアが3ヶ月で作ったという話は、以前に聞いたことがあったのですが、その開発者がDeNAに来た経緯という話が綴られています。
:



[オークション統計ページ(仮)]というサイトをオークションをやったことがある人は利用したことがあるのではないかとおもいますが、DeNAの社内でそれが話題になっていて…

２００２年１月のある日、そのサイトの運営者に急に
会いたくなった。

と、それから中の人にコンタクトして、トントン拍子にDeNAの中の人になったとのこと。

もう5年も前の話ではありますが、なんだかすんごくグッとくる話です。

＃現在[オークション統計ページ(仮)]は[aucfan.com]という名称となっています。
＃[wayback machine]をみてみると、2006年5月1日に変更のようです。

モバゲータウンの大ヒットは、こういった目利き経営者のセンスと行動力によるところが大きいのかもしれません。

ちなみに、ここで紹介されている「野菜のような神」はコチラでも紹介されています。
→「DeNAの技術力　エンジニアが語るDeNAの技術」@株式会社ディー・エヌ・エー


ITmedia Biz.IDの「田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪」シリーズでも、たったひとりでサービスを開発している方々が紹介されていますが、こういったスーパースター達がこれから注目されていくのかもです。


ちなみに、DeNAグループ会社のサービス「モバオク」の開発のノウハウも公開されているようです。

→「DB マガジン掲載記事ウェブ公開」2007.4.6 @DeNA 技師のメモ

"DeNA ケータイサービス開発・運用のノウハウを惜しげもなく公開している"
とのことですので、モバイルサービスの開発に携わっている方は必見かもです。