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20代の若年層の若年層にPC離れの兆候、PC族と携帯族の「デバイド」が進んでいるという記事が話題のようです。
「パソコン見放す20代「下流」携帯族」2007.3 @FACTA 衝撃だった。パソコン(PC)が使えない団塊世代以上の高年齢層の断層を「デジタル・デバイド」と呼ぶが、第二のデバイドが出現したのだ。20代の若年層である。まさか、と思うなかれ。高額のパソコンを持たない彼らは、インターネット利用を安価な携帯電話で済ませてしまう。PC族と携帯族の「デバイド」 ――それはネットにも「下流社会」が出現したことを意味する。 はてなブックマーク界隈(hatebsphere)としても既に500以上のブックマークがあります。 はてなブックマーク > パソコン見放す20代「下流」携帯族:FACTA online #なんかコメントの密度もスゴイことになってます。 : 記事の内容を僕なりに要約すると… 20代のPCからのインターネット利用者の割合が減ってきているという調査から、いくつかの事例をひきあいに、若年層のPC離れとして、高価なPCを利用しないで携帯電話で代替するようになってきてるのではないか?PC族と携帯族の「デバイド」は格差が生み出したものである というようなところでしょうか。(かなり端折ってますが…) かなり飛躍的な論調でもあり、ブロゴスフィアとしてもかなり敏感に反応しているようです。 この記事に言及した記事がたくさんアップされておりますが、いくつかピックアップさせていただきます。 「みんな大好きFACTA」2007.2.28 @ARTIFACT@ハテナ系 この記事の大人気ぶりに笑った。分析があまりにひどくて突っ込みやすいからか。 「パソコンは決して必要なものではない。[Web系]」2007.3.1 @F's Garage 本来PCが不要だった人は、PCから適切な専用機器に移行するでしょう。当たり前のこと。 「ネット下流層のFACTAが携帯ネットユーザーを「下流」とあざ笑う滑稽さ」2007.3.2 @シナトラ千代子 ネットでは次第に長文そのものが相対的に減少しつつあるし、そもそもmixiなども長文に向いているようには作られていない。これはネットにおいて「長文の読み書き」ではなく、「コミュニケーションの場」という文化が求められているということでしょうし、携帯サイトもその文化のひとつに過ぎないわけです。場所によりけり、という話。チャットで長文書くバカはいないでしょう。 「20代のPC離れと言えるのか(数字のマジック)」2007.3.3 @おやじまんのだめだこりゃ日記 俺も家庭からパソコンが無くなる日も遠くないという感じがしている。しかし、はたしてこのデータからPC離れが進んでいると判断していることを鵜呑みにしていいものなのか。 「パソコンなんて要らなくね?ww」2007.3.4 @keep on your easy pace. 要は、パソコンを使ってできる生活の中で必要なニーズは、代替手段が置き換えてしまったと言えるのではないでしょうか。 #引用部は当方が気になったところの抜粋にすぎません。かならずしもそれぞれのエントリの核心ということではないかと思います。 と、まあいろいろな意見があるわけですが、概ね、20代を中心とした若年層のPCリテラシーの低下といったことや、携帯電話からのみのネット利用者を”ネットにも「下流社会」が出現したことを意味する"という結論に対しては疑問視した声が多いようです。 で、毎度長い前置きなわけですが(笑) 今回のこのFACTAの記事のトリガーとなっているデータは、昨年9月にネットレイティングスから発表された「ネットレイティングス・データクロニクル2006」の掲載データをベースに、11月に報告されたレポートとなっています。 →「プレスリリース」2006.11.7 @ネットレイティングス株式会社 過去6年間における最も大きな変化は、20歳代(20~29歳)の構成比の劇的な減少です。2001年まで、20歳代の構成比は20%を超えていましたが、現在では約12%とほぼ半分に減少しています。それに対して、40歳代以上の中高年齢層の比率が高まっており、特に60歳以上の比率は約2倍となっています。一方、10歳代も着実に増加しています。 で、ここについては、以前に僕も 「20歳代Web利用者の割合が激減 なの?」2006.11.8 というエントリをさせていただいるわけですが、FACTAの記事を読んで気になったので、なにげなく該当の記事にトラックバックを送っておいたら、当方の記事も何人かの方にご参照いただけているようです。 調査の事実・レポートとして問題があるものではないと思うのですが、FACTAにも転載されたこのグラフがミスリードを引き起こしているのではないかと思います。 ![]() 2000年からの各調査時点でのデモグラフィックデータをプロットしているわけですが、構成比の推移であることがわかりにくいグラフになってしまっています。 構成比の数値を系列として1軸にみてしまったことによって、データの本質を見落としてしまうことになります。 このあたりは市場のシェアの分析においても時々でてくる話ではないかと思いますが、ほかにも非連続なデータを連続的にみてしまうことでミスリードを起こす場合があります。 これは、スプレッドシートソフトのグラフ作成機能の弊害ではないかと思っています。 データを入力もしくはCSVから取り込んだ上で、ウィザードを利用していとも簡単にグラフが作成されてしまうことによって、データの意味を理解しないままグラフができてしまうことで、それを読み違えてしまうことにつながっているのではないかと思います。 リテラシーという話が今回も出てきていますが、実はこんなところでの数値をよみとるリテラシーというところが、便利なソフトの普及がもたらした弊害なのかもしれません。 僕の昨年11月のエントリにいただいた 「FACTAの記事への感想を」というコメントに対してですが、 僕の率直な感想としては、 「FACTAというメディアの影響力は何気にデカイ」 というところでしょうか。 もちろん、はてなブックマークなどのSBM経由での認知によって、ブロゴスフィアの反応が広がったのだと思いますが、やはりメディアとしての影響力というのを感じました。 →「最近熟読する雑誌」2006.7.17 @ちょーちょーちょーいい感じ ちょっと話がそれますが… 今回の話に限らないのですが、調査結果に対してのブログエントリの反応をみて感じるのですが、WEBのユーザー動態や、デモグラフィック調査については、そもそもどういう調査をおこなってどういう結果なのかというのを理解していない人が多いような気がしています。 参考までにネットレイティングスのプレスリリースの記されている調査手法についての注釈は… 【インターネット利用動向調査に関して】 さらにその、調査パネルについてですが、2004年4月から、ビデオリサーチインタラクティブとネットレイティングスで共有しているようです。 →「調査目的とデータ利用」@ビデオリサーチインタラクティブ・ネットレイティングス事務局 インターネット利用動向調査(VRI、NR)およびみなさまの普段の生活に関する市場調査について ウェブマーケティングをかじったことがある方にとっては、何を今さら・・・という話ですが、備忘録として。
by p-article
| 2007-03-04 12:02
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