GREEもiモード公式サイトに

「GREE、モバイル版がNTTドコモの公式サイトに登録。会員数は70万人超に 」2007.2.5 @BroadBandWatch

　グリーは、同社が運営するSNS「GREE」のモバイル版が2月5日にNTTドコモの公式サイトに登録されると発表した。合わせて、1月に会員数が70万人を突破したことが発表された。

→「グリー、SNS「GREE」のモバイル版を、ドコモ公式サービス化」2007.2.5 プレスリリース@GREE

サービス開始日2007年2月5日（月）
情報提供グリー株式会社
情報料月額無料（消費税・通信料を除く）
アクセス方法iMenu →メニュー/検索 →SNS（コミュニティ）

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「mixiがiモード公式サイトに」2006.2.1
というエントリをしていた時点で、モバイルSNSとしての先駆的なGREEも想定内といえばそうなのですが、mixiと同じ今日2月5日に公式メニュー入りです。

iMenu > ＳＮＳ(ｺﾐｭﾆﾃｨ)
              ├ mixiモバイル
              └ GREE

今日確認してみたところ、iモードメニューにSNSというカテゴリが追加されておりました。
とりあえず、今の段階では「mixi」と「GREE」の2つだけが登録されているようです。

「mixi」は招待制を維持したままですが、「GREE」はモバイルからの登録では招待不要となっているため、公式サイト化によってユーザー数の増加にも貢献することが考えられます。

このあたりは、実名登録と招待制によって信頼性を担保するというところから、携帯電話をIDとした実在性の担保による信頼性というところへのシフトとみることができそうです。

今回のリリース時点で登録者が70万人とのことですが、100万人突破も目前かもしれません。

ただし、大きくなったコミュニティがそこでどんな価値を生み出すかというところが重要なのだと思います。
コミュニティをメディアとしてみる場合にはもちろん、コミュニティが大きくなればなるほど媒体としての価値が高まっていくわけですが…

利用者にとって、コミュニティのスケーラビリティの変化をどのように実感するかというところに注目する時期にきているのかもしれません。

mixiで言うと、100万人規模だった2005年8月当時と800万人規模になった現在、どのような変化を感じているのかが気になるところです。

→「「出会いで日本を良くしたい」――24歳、中毒からコンサルへ (1/2)」2005.4.27 @ITmedia
この2005年4月当時では50万人ベースだったと思いますが、ここで既に"SNS中毒"という言葉がでてきているのが興味深いところです。その後、500万人規模になっている2006年7月には"mixi疲れ"なんていう言葉まで登場しています。

コミュニティのサービス面からみてみると、規模だけに注目することは危険なのかもしれません。

携帯ＩＰ接続サービスの契約数が8200万人超で、さらにPHSの利用者もあるので、少なくとも8500万以上のモバイル端末のメールアドレスがあって、端末のローカルにあるアドレス帳をノードと考えると、既に巨大なコミュニティというかスケールフリーネットワークができているともいえます。

このへんで、「スケールフリーネットワーク」についてもう一度考えてみるよい機会かもです。

いろいろと考えていることもあったりしますが、それはまた別の機会にということで（笑）

今後、「MySpace」や「Yahoo!Days」等々、ソフトバンクモバイルのSNSの展開も気になるところですし、シックスアパートの「Vox」やライブドアの「PRAC」といった新しいツールのモバイル展開なども目が離せません。


なんだかんだ言って、今年はモバイルに注目です（笑）


今回の話と直接関係ありませんが、こんな記事もありましたのでこれもメモしておきます。
→「PC 向け公式iモード情報発信サイト「iモードプレス」がリニューアル」2007.2.5 @Japan.internet.com