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Wikipedia ご利用は計画的に!?
CNETより
Wikipediaの記事利用は慎重に--CNET学生インターンの体験
 Wikipediaは、インターネットがもたらしたさまざまな情報革命の中でも最も新しい部類に属するものだ。Wikipediaのおかげで、わたしは春学期の膨大な英語のAP(Advanced Placementの略。優秀な高校生が履修可能な大学レベルの科目)の研究最終課題をものの45分程度で片付けることができた。

 締め切りが近づくなか、Googleの数千にものぼる検索結果から目的の情報を探し出したり、図書館に足を運んで調べたりする余裕はないと分かっていた。オンラインで話したり、有名人のゴシップを読んだり、音楽をダウンロードしたりといった、宿題を片付けるうえで不可欠な息抜きをいれながら、そんな膨大な作業をこなす時間などあるはずもなかった。そこで、宿題を先延ばしにして焦っている学生なら誰でも使うであろう手を使うことにした。 Wikipediaにログインして、ルネサンス期の文学作品に関する記事を検索し、論文の空白部分を埋めて提出可能な形に仕上げたのである。

→[Teen's warning on the gospel of Wikipedia](原文記事)
:



でまあ、引用させていただいたこの部分までは、たわいもない(?)ウィキペディアって便利だねという話なのですが、ここでの文脈はそうではなくて
 そのWikipediaが最近、ニュースの見出しに登場した。コメディアンのStephen Colbertが、面白いウソの記事をWikipediaに投稿し、自分のファンにも同じことをするように呼びかけた。それによって、Colbertは Wikipediaでの記事の編集や追加を禁止される、という事件が起こったのだ。


なんだか、ずいぶん大げさに書かれていますが、こんなことは今に始まったことでもないですし、この後に展開される指摘もなんだかなーという内容…

編集が正式なフィルタとして機能していない。

たしかに、「正式」にはフィルタがデザインされていないのわけですが、ソーシャルなしくみとしてフィルタリングされていることがWikipediaの評価=コミュニティのパワーとして認められているというのが定説です(よね??)。

件の「事件」でも、それが指摘されている時点でフィルタが働いていることでは?そこのタイムラグが今回問題になっているとことかもしれませんし、メディアが間違いを指摘したことが問題なのかよくわかりませんが、まあ「なんだかなー」という感じです。

記事の投稿者の紹介をみてみると、
Biography
Soumya Srinagesh is a CNET intern who will be attending Wellesley College this fall. In her spare time, she tries to pull herself away from her computer to save the world.

これからWellesley Collegeに入学予定(つまり高校を卒業したばかりということでいいのかな?)とありますので、CNET的にも合格点なのかなー。

うーん…

↓とりあえず、このへんを参考として
Wikipedia:荒らし
Wikipedia:編集合戦
Wikipedia:修正依頼
Category:ウィキペディアの管理者
Wikipedia:ウィキペディアは何でないか

ウィキペディア日本語版 管理者インタビュー」@HOTWIRED

Wikipediaがプロの物書きを超える?--米エスクワイア誌の挑戦」2005.9.30 @CNET


【追記】ウィキペディア関連記事追加
楽天証券、Wikipediaからの情報削除で謝罪」2006.8.31 @ITmedia

by p-article | 2006-08-30 23:45 | コミュニティ
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