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デジタルキヨスク @1999
ちょっと前の記事からで、恐縮ですが...

ニューヨーク・タイムズ、いよいよ有料化へ。絶対失敗するだろうけど」2010.1.18 @Tech Wave
 有力誌ニューヨークのオンライン版によると、ニューヨーク・タイムズは近く、有料化を発表する見通しだという。


そして、こんなエントリーも。

米Newsday紙、有料化でなんと35人読者ゲット!」2010.1.27 @Tech Wave
 有料化のためにサイトの再デザインに400万ドル(約4憶円)かけたのに、3カ月で新規有料読者は35人だったという。ネタ元はThe New York Observer。

 The New York Observerによると、ニューヨークのロングアイランドの地元紙のNewsdayは10月下旬にウェブサイトを有料化し、週5ドル、もしくは年260 ドルの購読料を支払う会員にしかアクセスできないようにした。これまでに約9000ドルの売り上げを達成したのだとか。もちろん紙の読者は無料でアクセスできるらしいけど、それにしても少な過ぎないか。


で、たまたまラジオライフのバックナンバーをみていて、思い出したんだけど(直接、上の記事と関連するわけではないのですが..)
1999年の12月号の「月間 新聞キリヌキ帳」というページに、「デジタルデータ 駅の売店で販売」という見出しがあって、デジタルキヨスクのことを思い出しました。
:



さくっと、検索してみたら、INTERNET Watchにも記事がのこっていました。

→「デジタルキヨスク実験が9月1日より開始」1999.7.14 @INTERNET Watch
 
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、「デジタルキヨスク」販売実験の概要を発表した。

 実施期間は9月1日~12月26日。大阪駅ほか、新大阪、京都、三ノ宮、神戸の計5つの駅に30台が設置される。販売時間は、午前5時~午前1時まで。

 デジタルキヨスクは、ニュースやゲーム、電子本といったデジタルコンテンツの自動販売機。PCカード・コンパクトフラッシュ・スマートメディアのいずれかを使ってメディアに情報をダウンロードし、ノートパソコンやザウルスなどの携帯端末で閲覧・利用できるようにするもの。メモリーカードは、設置場所付近のキヨスクでも販売する。

 コンテンツは、50円~500円程度のコンテンツを中心に、ニュースやグルメなどのエリア情報、時刻表、素材集や辞典、英会話、ゲームなど、約 350のコンテンツを販売。コンテンツは、新たな情報が入り次第、専用線を通じてサーバーからデジタルキヨスク端末に配信されるしくみ。あらかじめ端末に蓄積されているため、データーコピーの時間も短くて済むという。


Webでの販売も...

→「デジタルキヨスクのコンテンツをWebで販売」2000.2.14 @INTERNET Watch

東京でもやってたみたい。

→「日本テレコムとJR東日本、駅構内でデジタルコンテンツの販売実験開始」1999.7.7 @INTERNET Watch
→「東芝、駅構内でのデジタルコンテンツ配信実験を開始」2000.2.17 @INTERNET Watch

僕が、なんとなく記憶していたのは、こっちかも。
JR東日本のは、情報コンテンツというより、パッケージソフトのデジタル販売かな。

JR西日本の実証実験は、こちらに詳しい情報があります。

→「情報コンテンツ販売実験
→「駅構内等におけるデジタルコンテンツの総合流通管理システム」(pdf) @西日本旅客鉄道株式会社

デジタルキヨスク @1999_f0002759_1124065.gifこんな端末だったようです。

普通に自動販売機ですね(笑)

写真もあった。
→「デジタルキヨスク

イメージ的には、「DSステーション」に近いかも。

→「DSステーション - Wikipedia


99年といえば、iモード開始の年で、
PCインターネットの利用者数が、2700万人ほど。(統計によって数値は異なりますが)
→「日本のインターネット利用者数推移(1997年~2005年) - 1 / 1 | エキサイト ウェブアド タイムス

KindleやiPadの登場で、電子出版の話題がもりあがりつつありますが、このデジタルキヨスクの実験ではニュースコンテンツの提供もあったみたいですね。新聞社がコンテンツ提供したわけではないのかな?

いずれにしても、1999年の時点で、すでにこういったデジタルコンテンツの課金のトライアルがあったんだなーと。

で、新聞のオンラインコンテンツの有料化の話にもどりますが、新聞業界の方と先日ちょっとお話をさせていただいていたなかで、やはり旧来のパッケージへの固執というのは根強くあるみたいです。


新聞のデジタル配信としては、日本では携帯電話キャリアの公式メニューとして月額課金については一定の成功をおさめていたのだとは思いますが、PCでの閲覧は現状は無料での提供が一般化しておりました。
そんななかで、「日本経済新聞 電子版」では、有料のサービスの計画が発表されております。

→「【コラム】メディアの革命 (45) 日経電子版の創刊に見る"販売店"という呪縛」2010.1.25 @マイコミジャーナル

オンラインならではの、機能提供というのもあるのですが、コンテンツ自体を購入するということの方がわかりやすいのかなとも思います。

2000年前後といった時代に比べて、通信課金や端末の環境というのは、当時からは想像もできないくらいに変化しておりますが、なにげにこういった自動販売機すたいるのキャッシュオンデリバリーでのコンテンツ提供というのもアリなのかもしれません。
現在は、Suicaやおサイフケータイで購入可能な自動販売機も一般的になってきましたが、リーダーライターのしくみで新聞を売店で買うのと同じ感覚で、新聞データを都度購入するというようなスタイル可能かも。
(PCだと、メモリーカードを媒体とした方がシンプルなんだろうかしら)

課金についてのハードルというのは、プラットフォームに依存することもあると思うのですが、自前の収納システムを提供することも可能なのかなと…
まあ、多少時代の流れに逆行する部分もあるわけで、利用者の便益が優先されるともいいきれないのですが、流通自体を担保した提供方法というのはあるのかも??


ちょっと、初稿から追記したけど、もうちょっと書き直しますw

by p-article | 2010-02-10 01:34 | その他
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