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入札でメニュー決定?
入札でメニュー決定?_f0002759_23183359.gifドコモのiMenuの順位が一部入札制になるとのこと…


ドコモ、iメニューのサイト順位を入札で決定へ--6月より導入」2008.5.12 @CNET
 NTTドコモはiモードのポータルサイト「iメニュー」において、公式サイトの表示順位決定方式を変更する。これまでは利用者数順に並べていたが、6月からは入札額の高い順に表示する。

 iモードの公式サイトを表示する「メニューリスト」の中で、「働く/住む/学ぶ」「着うたフル」「着うた/着モーション」「着信メロディ/カラオケ」「メロディコール」「待受画面/フレーム」「ゲーム」「占い/診断」「コミック/書籍」「デコメール」の10のカテゴリが対象となる。


iMenuの順位といえば、集客への影響力からコンテンツプロバイダーは、順位の変動に一喜一憂していたわけですが、これからはある程度お金でなんとかなるということになるのでしょうか。
:



正直、ここについては個人的にも??という気がするわけですが、ユーザーの反応としても懐疑的な意見が目立ちます。

→「はてなブックマーク - ドコモ、iメニューのサイト順位を入札で決定へ--6月より導入:モバイルチャンネル - CNET Japan

はてブのコメントにもありますが、CPによる談合とか出てくるかもですw

いずれにしても、そもそものディレクトリメニューとして、必ずしも優良なコンテンツが上位に表示されるということが担保されなくなる可能性が高いと言えそうです。


検索エンジンの採用によって、公式メニューの価値というのが、これまでに比べて下がってきているという話も聞きますが、少なくとも公式メニューに登録されているというキャリアによるフィルターがかかっているということで、ユーザーへの直接的な被害というようなことはないと思うのですが…

人気のサイトがリコメンドされるという、これまでの保証システムの崩壊というのは、なにかダイナミックな変化のなかでのことなのかしら。

夏野執行役員の退任というのもなにか関係しているのでしょうか?

ドコモ夏野氏、退社を明言--現在の携帯電話業界をどう見る?」2008.4.21 @CNET
「ドコモの限界はコンテンツ企業でないこと」ドコモ夏野氏・最後の会見」2008.5.12 @IT-PLUS
ドコモ、中村社長、夏野執行役員の退任を正式発表--山田副社長が昇格」2008.5.13 @CNET


レギュレーションの段階的な変更というのはありましたが、ユーザー数によるサイトの人気の指標というのは一定の信頼性を提供してきたと思いますので、公式メニューの役割というのも変化しているかもしれません。


ただ、これまでもこの検索メニューの順位を意識したマーケティングというのは少なからず行われており、宣伝やキャンペーンなどの費用をCPは投下していたわけですので、ある意味ドコモに広告費を直接投下するという解釈もできなくもなさそうです。

ここの入札の相場というのがどれくらいなのかはわかりませんが、気になるところでもあります。

とはいえ、ユーザーに対して広告枠として表示しているのでないことを考えるとその場所代の行方というのが、なんとなく納得感が得られないのではないかという気も…


CPにとって、公式メニューの順位が集客に対して即効力があるという前提では、こういったキャリアの対応は効率的な変化と捉えることもできると思います。
(実際、担当者にとってはここの順位袖の下でなんとかならないかと考えたりしていたのではないでしょうかw)
しかしながら、先ほど言ったようにここの順位の価値自体も薄まっていく可能性もあるわけで、なんとも微妙な気も…


携帯電話のシェアについて、4月末の契約者数は以下のようになっています。
(カッコ)内は、3月末からの純増数
NTT DoCoMo 53,483,700(+96,000)
au 30,220,500 (+115,400)
ツーカー 0 (-234,100)
ソフトバンク 18,779,100 (+192,900)
EMOBILE 503,900 (+92,400)

WILLCOM 4,602,700 (-12,600)

携帯電話契約者数、KDDIが初の純減--TCA4月調査」2008.5.12 @CNET

→「事業者別契約数

ツーカーのサービス終了にともなって、23万人強の契約が強制的に解除されてリセットされたことにより、KDDIとしての純減がクローズアップされておりますが、ここでなにげに注目したいのは、EMOBILEの純増数とドコモの純増数が3600人少ないだけで、ほとんど変わらないということです。

ほぼ飽和していく市場のなかで、これからのシェアの変化というのは意識せざるを得ないところなのだとおもいますが、今回のメニューの入札制度導入というのは、これまでの公式メニューでの収納手数料と同様に、CPへの課金というところに収益をもとめたという見方をされてもしかたないかと思われます。

少なくとも、以下のような目的ということであれば、結果はあまり期待できないと感じます。

今回の施策について、ドコモでは「利用者数では順位の変動があまりなく、入札制を導入することで活性化を図るのが目的」と説明している。


活性化が目的であれば、入札で得た収益をどこかに寄付するとか、そういった社会貢献的なアピールもできたはずです。

もしかしたら、公式メニューというキャリアとしての取り組みが崩壊してしまったというなかで、そこの企業にとっての価値の最大化を計画してのことかもしれません。

一方モバイル検索というところについては、提携先でもあるGoogleがモバイル向けのクローラーのIPアドレス帯域とUSER AGENTを公開して、クローリングの受け入れをよびかけております。

→「Google モバイル検索についてのウェブマスター向け情報」2008.5.10 @Google Japan Blog

こういった動きからも、モバイルのコンテンツが大きな変革期をむかえていると受け止めていいのではないかと思っています。

by p-article | 2008-05-14 01:00 | その他
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