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カンバセーショナルマーケティングの実際
カンバセーショナルマーケティングの実際_f0002759_054834.jpgAMNが主催するセミナーに参加いたしました。

ブログマーケティング先端事例のセミナーを実施します」2007.8.22 @Agile Media Network | blog
 AMNではきたる9月3日(月)に、「ブログマーケティングの先端事例を考える」というテーマでセミナーを開催いたします。

 当日は、広告の先端事例を取り扱うブログ「Ad Innovator」の編集長でもあり、「テレビCM崩壊」や「次世代広告テクノロジー」などの著書でも有名な織田浩一氏による米国の会話型マーケティングの先端事例のご紹介と、AMNのブログマーケティングの最新事例をご紹介させていただきます。


■開催概要
日時:2007年9月3日(月) 14:30開場 15:00開始 (17:00終了予定)
場所:コンファレンススクエア エムプラス(東京駅丸の内南口徒歩3分) (地図)
   会議室名「サクセス」(1階)
次世代広告テクノロジー定員:100名
会費:無料
対象者:企業のマーケティングご担当者様、ブログご担当者様
    広告代理店ご担当者様




AMNの社外取締役でもあり、パートナーブロガーとして「Ad Innovator」を執筆される織田浩一さんから、米国の事例を中心に、「会話マーケティング」のお話がありました。

「Conversational Marketing
今、アメリカに吹き荒れる
会話マーケティング(CM)の現状」

広告情報過多の問題
#マーケティングメッセージが1980年代500/day →3000~3500/day
#ブランド想起効果が年々下がっている

広告露出からエンゲージメントへ
#予算がマスからネットへ、検索、ソーシャルメディアにシフト

Web2.0、CGM市場は大きく増加
#トラフィックは、2年で668%の増加
#総トラフィックの12%がWeb2.0
#hitwise調査→[Web 2.0 Expo](pdf) @BusinessWeek

WEB2.0時代のコミュニケーション
#WEB2.0=クチコミのプラットフォームに
#メッセージへの批判や反論も存在

消費者の声は広告より信頼度が高い
CGM市場の増加
#2011年にCGM広告は米で42億ドル、世界で82億ドル

コミュニティを使うビジネス活動へのニーズ
#Customer-Focused Innovation
#Crowdsourcing

会話マーケティングは徐々に成長しつつある

出発点は…
The Cluetrain Manifesto
#"Markets are COnversations"
これまでのビジネスのやり方は終わりだ―あなたの会社を絶滅恐竜にしない95の法則
リック レバイン / / 日本経済新聞社
ISBN : 4532149029
スコア選択: ※※※※※

Robert Scoble氏がケースを作る
#「Naked Conversation」
ブログスフィア アメリカ企業を変えた100人のブロガーたち
ロバート・スコーブル / / 日経BP社
ISBN : 4822245292
スコア選択: ※※※※※

John Battelleがビジネスを作る
#[Federated Media Publishing]
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル / / 日経BP社
ISBN : 4822244873
スコア選択: ※※※※※


Conversational Marketing Summitもついに登場
#「Announcing the Conversational Media Summit!」2007.7.11 @Federated Media Publishing
#ひとつの業界に成長した証

Conversational Marketingの定義
#Robert Scoble、John Battelle、Tom Hesposの言説から…
#その他の定義
 企業と消費者との直接の会話
 同じ目線で聴くことに力を入れる
 消費者と企業との関係を深化させ、信頼を得る
 企業の人間化を示す"共感"

企業と消費者の深い繋がり
#会話を深めることが、ロイヤリティを深める

Ciscoの事例
#"The Human Network" Wikiaを利用
#TVCMと紙面広告を全国展開

Symantecの事例
#担当者ブログの展開
#読者との間に会話が成立→Digg

Diceの事例
#クリックで情報提供できる特殊バナー
#広告バナーを通した会話

いつものことですが、僕の個人的なメモなのでかなりかいつまんでますが、濃ゆい内容でした。断片的には、織田さんのブログで触れられていることなので、そのあたりで補完ということで…
話のなかで、イノベーターが各カテゴリーで10%存在という話が何度かでたのですが、そこは??きっとイノベーターという定義がロジャースのイノベーション普及論とは異なるのかもです。ただ、アーリアダプターというのとインフルエンサーというのも同じ文脈にでてきていたので、いろいろごちゃごちゃになっているのか、単純に僕の聞き間違いか…
→織田さんから、直接コメントをいただきました。インフルエンサーが各カテゴリで10%存在。
→僕の聞き間違いのようです。失礼しました。



織田さんの米国の事例に続いて
『AMNがご提供するブログマーケティング最新事例』として、
AMNの立花秀史取締役(シニアアカウントエグゼクティブ)からAMNのブログマーケティングの事例の報告がありました。

カンバセーショナルマーケティングの実際_f0002759_063377.gif7月1日デビュー。新しい新幹線N700系」2007.5.23 @N700系special site ニュース

この頃、激しく記事を目にしたような気がします。

#18ブロガーの参加
#試乗会に関して86エントリ
#掲載バナーの高いCTR
#クロスメディアとの連動

一方…
→「新幹線「N700系」試乗会にブロガーを招待」2007.6.9 @インターネット広告のひみつ
このあたりのエントリがトリガーとなって、ブロガー厚遇ということについてのオンラインディスカッションに発展していたのも記憶にあたらしいところです。

AMNのブログマーケティングの事例としてもうひとつ、僕も参加させていただいたSEGAから発売されたDS用ソフト「ココロスキャン」のブロガー向けイベントの事例についても触れられました。

→「『ブログと体験』 by AMN [おさらい編]」2007.8.19

イベントの内容については、散々触れておりますので、ちょっと割愛(笑)

#体験を通じた製品の正しい理解
#実体験に基づいたクチコミ情報の発信
#製品やメッセージへのフィードバック

#セールスリードへの実績


これまでの、AMNのイベントと異なり、企業のマーケティング主務者を対象としたものだったのですが、何人か知っている顔もチラホラと見かけました。

今回あわせて「Agile Media Network 媒体資料(メディアシート)」がハンドアウトとして配布されました。

→「AMNのネットワークに6ブログが参加」2007.8.23 @Agile Media Network

ここにあるように、
"合計29ブログ、500万PVのネットワークに拡大"
とのことですが、正直な感想として意外とPVは少ないなーという印象。
けっこう読者がかぶっているだろうという特徴があるので、ある特定のクラスターに対してのバナーのインプレッション効果はありそうですが、メディアとしてはまだこれからの成長に期待という感じでしょうか。
また、配布資料では、媒体資料上での各パートナーブログの想定PVが記載されておりました。
視聴率調査会社のデータだと、ITmediaで月間2000万PV前後、impressでその倍ちょっとという感じ(ドメインベース)なので、メディアとしてみたときには、まだこんなものなのかーという感じです。
(サーバーログの方が確実に数値は上回るのでさらに差があると思います。)

要は、いかにネットのサービスがトラフィックをマネタイズできていないかという問題にほかならないわけですが…

こんな指摘もありました。
→「ブログマーケティングを参加ブロガーの持つPVで説明することへの疑問」2007.9.3 @煩悩是道場

AMNの場合だと、パートナーブログのメディアとしての露出ということよりも、やはりイベントなどを通じたインフルエンサーとしての影響力というところが強みなんだと思います。


まあ、そもそも指標としてPVから滞在時間にシフトしましょうというような話もあるので、PVがどうのこうのというのは、そもそもナンセンスなのかもですが…

→「ネット視聴動向 PVからTMへ?」2007.7.13


あと、今回のセミナーのなかで、織田さんの話にあったブロガーの経済的支援という話が印象に残りました。そういえば、AMN設立時のコメントとしてそんな話もありましたが、トラフィックが増えたときに、そのトラフィックにかかるコストの負担がブロガーに強いられている状況があるというものなのですが…

ちょうど
それにつけてもYahooの威力よ」2007.9.2 @404 Blog
Not Found
Yahooの威力」2007.9.3 @Geekなぺーじ

こんな話があり、ポータル等の無料のブログホスティングサービスではなく、自前のサーバー(レンタルも含んでコストを負担するような)の場合には、切実な問題かもしれませんね。

読者が増えることによるトラフィックの負担をなにかしらでカバーしなくてはならないわけです。

以前にAMNのブロガー向けのイベント参加者の利用しているブログツールについて調べていたのですが...

→「『ブログと体験』 by AMN [事前準備編]」2007.8.17

独自ドメインによるブログの運用(独自ドメインがどうかというのがポイントではありませんが、便宜的な指標として)の方が、約34%となっています。
なんとなくやはりこういったイベントに参加する方は、自前のツールでブログを書かれている方が多いなーとなんとなく思ったのですが、今日の話を聞いていて、日米というところでこのあたりの違いもありそうだなと思いました。
(むしろ独自ドメインのブロガーが少数派なのか?という面で)

そういえば、ブログの有料のホスティングサービスである「TypePad」に関連してこんなエントリが注目されておりました。
突然ですが・・・」2007.6.21 @maclalalaweblog
Polar Bear Blog、閉鎖の危機」2007.7.14 @POLAR BEAR BLOG

ことの顛末はともかくも、人気がでるが故に閉鎖しなくてはならないという危険性もあるわけですね。

僕には、まだまだ縁のない世界ですが(笑)

by p-article | 2007-09-04 00:10 | その他
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