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@ITより
「2006年を振り返ると……GoogleとWikipediaは躍進、SNSは成長鈍化か」2006.12.18 ネット視聴率調査のネットレイティングスは12月18日、2006年11月のインターネット利用動向を発表した。同社代表取締役社長の萩原雅之氏は、GoogleやWikipediaの伸びを取り上げて「2006年はWeb 2.0の躍進の1年だった」と振り返る。 →[プレスリリース](html) →[プレスリリース](pdf) : プレスリリースに詳細な情報が掲載されております。 Googleプロパティの月間利用数と順位の推移(家庭のPCからのアクセス) ネットレイティングスでは2006年を以下のように振り返っています。
#プレスリリースに各トピックスに解説が付されています どれも、言われてみるとナットクという感じです。 ウィキペディアについては、僕も以前から注目しておりました。 過去のエントリとして…ウィキペディアに関するものを拾ってみると 「Wikipedia「ブラウザ」:Gollum」2005.11.30 うーん、ウィキペディアの話題だらけ..というか、ウィキペディアにネタを頼りすぎている傾向がありますね(笑) 番外編として →「SEO, so what?」2006.4.24 #ほんの一瞬だと思いますが、Yahoo!Japanでの「ウィキペディア」というキーワードでの検索結果で、なんと僕のエントリが3番目にきていたことがありました。 …そんな1年です(笑) ネットレイティングスのレポートにもありますが、 「WEB of the YEAR 2006」 の年間総合大賞に選ばれたのも象徴的なできごとです。 もちろん、現状ではまだまだ記事に偏りがありますし、百科事典や専門家と比べてしまうと見劣りのするところもありますが… 「ウィキペディアなんて使えないよ!」と言っていた人たちの反論が聞きたいところです(笑) 昨年9月のTim O'Reillyによる「What Is Web 2.0」で、[Wikipedia]がWEB2.0の象徴的なサービスとして引用されたことと、日本でのWEB2.0というバズワードを一般化するのに大貢献した「ウェブ進化論」の影響が大きいといえるでしょう。 ユーザ参加型のサービスの特徴として、認知→参加→という正のスパイラルがうまく働いているのだと思います。 さて、ネットレイティングスのレポートに戻りますが、 代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏のコメントとして 「2006年のネットトレンドはまさに『Web2.0』一色でした。インターネット利用動向データでも Web2.0を代表するGoogleやYouTube、ウィキペディアなどが実際に大きく利用者数を伸ばしました。一方、対極にあるネットユーザーのニーズの最大公約数を集約するYahoo! JAPAN、楽天市場などのMegaサイトもさらに利用者数を伸ばしています。今年はネットユーザーのニーズの多様性が認知され始めた年であると考えています。来年はロングテールに分布するネットユーザーのニーズに対応したMegaサイトとWeb2.0サイトの双方の益々の隆盛が期待されます。」とあります。 僕の個人的な妄想としては(笑) 2007年は、モバイルインターネットの利用拡大によって、利用シーンが大きく変化し、それにともなってネットサービスのあり方についても変化が求められてくるのかなと感じています。 【関連記事】 「ユーチューブ統合でグーグルが6位に上昇--ネットレイティングス調べ」2006.12.18
by p-article
| 2006-12-19 01:02
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